エバークエスト2日本語版のsebilisサーバーで遊んでました。が・・・・最近は単なる日記になっていますね^^;イラストは漫画家の真行寺たつや(富本起矢、富本たつや)先生です。


by orufisu

「東電株主総会:原発避難者の発言」・・・・・友人からのメール

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 今日は、丸亀市で行われた「原発問題とエネルギー政策~東日本大震災を経験して~」(講師・京都大学原子炉実験所講師・香川大学名誉教授 中川益夫)の学集会に行ってきました。その内容や感想については後日・・・。

 同じ日に友人からメールをいただいたので紹介させていただきます。(以下、引用)
 
6月28日の東京電力株主総会は各メディアで大きく報じられました。そのいくつかは、福島県田村市から金沢市に避難している浅田正文さん(70歳)のことを取り上げています。浅田さんは総会中、「脱原発・東電株主運動」の402人の株主が提案した「定款に『原子力発電からの撤退』の章を新設する」議案の補足説明に立ちました。以下、その発言の概要です。例によってICレコーダから起こしたものなので、聞き間違いがあったらごめんなさい。

-ここから-

 私は原発大惨事において福島県から石川県へ避難を余儀なくされました。原発から20キロちょっとのところに住んでおりまして避難指示を受けたものであります。第3号議案「定款一部変更」について補足説明いたします。株主総会開催通知9ページでございます。
 皆さま、お疲れかと思いますけれど、この私の心を少し聞いていただきたいと思います。
 6月11日のことです。その日は雨が降っておりましたが、母親を中心にしたグループが福島からわが社へ、学校グランドの汚染された土の除去などを求める申し入れをしにまいりました。事前に約束をしておりました。しかし、雨の降りしきる中、玄関はおろかひさしがある場所にも入れてもらえませんでした。謝罪どころか、被害者である福島県民を門前払いしたのであります。

 一方、社長さんは避難所へ土下座をして、誠意をもって対処したいとおっしゃいました。社長さんのおっしゃる誠意とはどういうことなんでしょうか。
 さて、私は17年前に思い立って東京から福島へ移り住みました。その生活が一瞬のうちに奪われました、第二のふるさとが奪われてしまいました。ましてや先祖代々福島で農業・漁業・酪農で生計を立てていた方々は何もかもすべてを奪われてしまいました。将来を悲観して自分の命を自ら絶った方がいます。強制移住させられた飯舘村の酪農家と牛との別れのニュースには涙を禁じ得ません。
 それに対して、わが社の役員は報酬をもらっていますが、返上して被災地へ回すことは考えないのでしょうか。考えませんか。
 誠意を形に表してほしいんです。例えば、南相馬市の病院では1人の医師が1日に170人もの患者を診察しておりました。わが社には立派な東電病院が、新宿に7階建ての病院がございます。そこの医師と看護師さんを半数福島へ応援に出していただけなかったのはなぜなんでしょうか。さらには、風評被害に苦しんでいる福島の野菜を社員食堂で来る日も、来る日も、また来る日も買い続けていただいておりますでしょうか。
 福島の子どもたちは屋外プールの使用を禁じられています。校庭での活動も制限を受けております。野原でも遊べません。育ち盛りなんです。株主の皆さん、そして役員の皆さん、あなた方のお子さんとかお孫さんがどのようなことになるか、福島の子どもたちに重ね合わせてみてください。

 そして、また聞いてしまいました。想定外。本当にそうなんですか。貞観地震のことを警告されていたんです。安全性を軽視したのではありませんか。ところで、第一原発には1号炉、2号炉、3号炉、4号炉、5号炉のシュラウド(炉心隔壁)にひび割れが入っていました。シュラウドは原子炉の非常にかなめの部分であります。その他にもトラブルが多発しております。これは装置すなわちハードのひび割れであります。わが社のひび割れはハードばかりかソフトとしての組織にも及んでいます。数あるヒューマンエラーの中でも、昨年、第一原発6号炉の定期点検中に運転中であった5号炉のECCS(緊急炉心冷却装置)制御のケーブルを抜くというとんでもない誤りを犯しました。しかも1週間も。
 わが社はハードもソフトもひび割れしております。原子力発電所を動かす資格はありません。[そうだ、の声。拍手]ましてや原発は人の知恵、人知を超えたものです。使用済みの核燃料の無害化の技術を人類は持っておりません。作業員の被曝と犠牲が前提になった電気です。CO2の発生も否定できないんです。平常時も冷却水を大量に暖かいまま海へ流しています。

 人知を超えたものは作ってはいけないんです。[拍手。その通り、の声]子どもたちにも、孫たちにも、これ以上ツケを回してはなりません。
 福島に帰りたいんです。でも帰れない。少し大げさに言えば、私たちは流浪の民となりました。やるせない、無念、悔しい、どんなに言葉を探してもこの気持ちは言い尽くせるものではありません。このような体験は私たちだけで十分です。
 株主の皆さん、さようなら原発、脱原発を高らかに議決してくださるようお願いいたします。
 福島の子どもを守るグループが祈りを込めてバラを織りました。この祈りのバラを会長さんと社長さんに進呈いたします。どうか祈りを共にしてください。

-ここまで-

 株主総会では8%の賛成しかなく否決されたとのことですが、株主の人数では過半数を超えています。勝俣東電会長の発言からは2通の委任状で過半数を越えているということで切り捨てるということは居直りであり、数の暴力でしかありません。原子力は未完成の技術であり、半永久的に放射能を出し続ける死の灰を毎日放出しています。ドイツのように再生産可能なエネルギーに切り替えていくべきです。
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by orufisu | 2011-07-03 21:24 | その他